こんにちは、日本酒ソムリエのトッティです。この上半期の売上上位ということで、毎年恒例の売上トップ10を発表いたします。当店は名古屋市西区に本店がございまして、日々多くのお客様にご来店いただいております。
人気のお酒を知りたいという声が非常に多いため、毎年非常に人気のコンテンツとなっております。みんながどんなお酒を買っているのか気になる方、日本酒の取り扱いのある飲食店さんには仕入れの参考にもなると思います。
そして酒泉洞マスターを目指しているあなた、まずは今回ご紹介する10銘柄を制覇して、マスターへの一歩を進んでいただければと思います。どんな銘柄がランクインしているのか予想しながらご覧ください
上半期 売上トップ10
1. 寒菊
寒菊 晴日 Special Yell 無濾過生原酒。千葉県の寒菊銘醸さんです。これは飲んだことがある方も多いのではないでしょうか。日本酒好きから大人気のお酒で、業界からも注目されている銘柄です。寒菊はどの銘柄も人気ですが、上半期はこの晴日が一番人気でした。こちらは年に一度だけリリースされる超限定の無濾過生原酒シリーズで、3月に発売されました。新たな生活をスタートする方への後押しとなるような願いが込められたお酒で、南国フルーツのようなジューシーな甘みとバランスの取れた酸味が特徴です。華やかで晴れやかな気分になる味わいで、フルーティーでジューシーなお酒が好きな方におすすめです。
次に紹介するのは寒菊のもう一つの人気シリーズ、OCEAN99シリーズ。寒菊銘醸さんの蔵は九十九里浜に近い場所にあり、その九十九里の四季を表現したのがこのOCEAN99シリーズです。夏の夜の海をイメージしたお酒で、北海道産の米「彗星」を50%まで精米した純米大吟醸です。香りはパイナップルやリンゴのようで、ジューシーな味わいが特徴です。軽やかに夏らしく仕上がっており、フレッシュチーズやトマトソースなどの洋食にも合います。
2. 鍋島
鍋島 純米吟醸 オレンジ 生酒。佐賀県の富久千代酒造さんです。鍋島は売上トップの常連銘柄で、当店でもSNSで販売案内をしてから数日で売り切れてしまう幻の銘柄です。その中でも一番人気だったのがオレンジラベルです。500万石のお米を使用し、シャープでポップな味わいが特徴です。
次に紹介するのは鍋島のムーンシリーズの一つ、Summer Moonです。このムーンシリーズは、春はブロッサムムーン、秋はハーベストムーン、冬はニュー・ムーン、夏はサマームーンというラインナップです。山田錦を50%まで精米し、軽やかで爽やかな味わいが楽しめます。青りんごやりんごの蜜のような香りと爽やかで軽やかな味わいが特徴で、お肉料理にもよく合います。
3. 醸し人九平次
醸し人九平次 EAU DU DESIR 純米大吟醸 山田錦。愛知県の萬乗醸造さんです。この銘柄は日本酒好きなら一度は飲んでおきたいお酒で、フルーティーでエレガントな香りと旨味が特徴です。山田錦というお米を使用しており、そのボリューム感や奥行きのある旨味が楽しめます。
萬乗醸造さんのもう一つの人気銘柄、醸し人九平次 EAU DU DESIR 純米大吟醸 雄町。雄町というお米を使用し、力強く男性的な味わいが特徴です。山田錦とは異なる野性味溢れる味わいで、2つのお米の違いを楽しめます。
4. 風の森
風の森 秋津穂657。奈良県の油長酒造さんの銘柄で、日本酒初心者から愛好者まで幅広く支持されています。秋津穂という奈良県産の米を65%まで精米し、すっきりとしたドライな味わいが特徴です。風の森のスタンダードな銘柄で、初めて風の森を飲む方にはおすすめです。
次に紹介するのは風の森の真中採り。風の森の中でも特に綺麗な部分だけを瓶詰めした贅沢な一品です。爽やかなメロンや瓜のような香りとクリアな味わいが特徴で、シャープでドライな味わいが楽しめます。
5. 亀泉
亀泉 CEL酵母 純米吟醸原酒 生原酒。高知県の亀泉酒造さんの銘柄です。パイナップルのような芳醇な香りと軽やかな味わいが特徴で、フルーティーで華やかな香りが出るCEL酵母を使用しています。低アルコールで飲みやすく、日本酒好きに非常に人気のお酒です。
残り5銘柄は、【後編】でご紹介いたします。
こうご期待!
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