【迷ったらコレ】入手困難じゃない日本酒8選 【風の森特集】

こんにちは、トッティです。今日は、当店でも大人気の銘柄「風の森」についてご紹介したいと思います。風の森は、多くの方がご存知かもしれませんが、非常に個性的で特別な製法を取り入れており、意外と知られていないことも多い日本酒です。

この動画では、風の森ファンの方も、初めての方も楽しめるよう、わかりやすく説明し、さらに明日から使える豆知識も交えながらご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

風の森を語るには「秋津穂」を知ろう

風の森を語るには、まず「秋津穂(あきつほ)」というお米を知る必要があります。このお米は奈良県産で、風の森でしかほとんど使われていない非常に珍しい品種です。

精米歩合による違い

風の森で使用される「秋津穂」には、657と507という2つのバリエーションがあります。この数字は精米歩合を示しており、657は65%、507は50%削られたお米を使用しています。さらに、どちらも7号酵母を使用しているため、最後の「7」がそのことを示しています。風の森では、7号酵母にこだわり、すべてのお酒がこの酵母を使用しているのが特徴です。

風の森のこだわり「生酒」

風の森の大きな特徴の一つは、生酒へのこだわりです。風の森のお酒は、搾りたてのフレッシュな無濾過生原酒を加水せず、そのまま瓶詰めされています。これにより、濃厚でフレッシュな味わいを楽しむことができます。

炭酸ガスによるフレッシュさの維持

風の森のお酒には炭酸ガスが含まれており、このガスが酸化を防ぎ、開栓後も長くフレッシュさを保つことができます。ガスが抜けた後も、時間の経過により新たな味わいが生まれるのが風の森の特徴です。

秋津穂657と507のテイスティング

まず、秋津穂657をテイスティングします。このお酒は風の森の中でもスタンダードな銘柄で、甘さと辛さのバランスが非常に優れており、どんな料理にも合わせやすい安定感があります。

精米歩合による風味の違い

次に、秋津穂507を試飲します。同じお米を使用していますが、精米歩合が異なることで、香りや味わいが大きく異なります。507はより上品で繊細な味わいが特徴で、華やかな香りが広がります。

風の森アルファシリーズ【最先端技術を取り入れた銘柄】

続いてご紹介するのは、風の森の「アルファシリーズ」です。このシリーズは、最先端技術を取り入れたもので、特に「アルファ1」は非常に人気の高い銘柄です。アルファシリーズは1から7までのラインナップがあり、それぞれ異なる製法や技術を駆使して作られています。

季節限定「夏の夜空」

「夏の夜空」は、毎年夏に登場する季節限定のお酒です。アルコール度数は11%と非常に軽やかで、飲みやすさが特徴です。去年は10%でしたが、今年は11%にアップし、さらに飲みやすくなっています。

500mlの飲み切りサイズで提供され、さっぱりとした口当たりが特徴的です。精米歩合70%のお米を使っているため、お米の旨味をしっかりと感じられるバランスの取れたお酒です。

風の森の「水」へのこだわり

日本酒の約70%以上は水でできていますが、風の森では特に「水」にこだわっています。風の森の蔵がある奈良県葛城山麓から湧き出る水は、硬度が高く、この水が独特の風味を生み出しています。日本酒作りにおいて、水の違いが大きく味に影響するため、風の森の味わいにとってこの水は非常に重要です。

精米歩合80%の「風の森80シリーズ」

次にご紹介するのは、風の森の「80シリーズ」です。このシリーズは精米歩合80%のお米を使って作られており、お米をあまり削らずにどれだけ美味しいお酒が作れるかを追求しています。風の森の中でも、特にこだわりを持って作られたラインナップです。

ウルトラファインバブル技術での洗米

風の森では、米を洗う際に「ウルトラファインバブル技術」を活用しています。CMなどで紹介されているように、非常に細かい泡で水だけで汚れを落とす技術です。この技術を使うことで、米の表面にある糠(ぬか)をしっかり落とし、削りすぎることなく綺麗に洗うことができます。これにより、磨きすぎない状態でも雑味のない綺麗なお酒を作り出すことができます。

テイスティング:80シリーズのラインナップ

80シリーズのラインナップには、「水帆風山田錦」「愛山」「雄町」などがあり、それぞれ異なるお米を使用しています。精米歩合80%という比較的粗く削ったお米ですが、雑味が少なく、非常にクリアな味わいが特徴です。

特に「雄町」は、お米の旨味が豊かで、甘みとコクがしっかりと感じられ、深みのある飲みごたえが楽しめます。80シリーズの中でも特に人気の高い銘柄です。

新ブランド「水端(みずはな)」

風の森ブランドとは別に、最近「水端(すいび)」という銘柄が立ち上げられました。このお酒は、前衛的な技術を取り入れつつ、非常に古典的な製法をも取り入れた一品です。

「水端」は、1568年に書かれた書物をもとに、室町時代の古典的な製法を忠実に再現しています。古典的でありながらも、現代の最先端技術を取り入れており、ボトルにはシールが貼られています。このシールをスマートフォンでかざすと、開封済みかどうかや、銘柄の詳細情報が確認できるという最新の技術が使われています。

さらに、ボトル自体も非常に美しいデザインで、飲み終わった後もインテリアとして飾ることができ、贈り物にも最適です。伝統と革新が融合したこのお酒は、日本酒ファンならぜひ手に取ってみてください。

まとめ

今回ご紹介した「風の森」は、個性豊かでバリエーションに富んだ日本酒のラインナップです。それぞれの銘柄ごとに異なる味わいがあり、飲み比べることで新たな発見が得られます。ぜひ機会があれば、いろいろな風の森をお試しください。

動画はこちら

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