先日、「射美(いび)」を醸す杉原酒造さんに行ってきました。
お伺いすると、杉原さん何やらデスクワーク!
何をしているかというと今日の「モロミ」の写真をとって記録作業中!
これは毎日、毎日やられているそうで!それを去年・一昨年のものと比較されているのです。
とにかくデータの積み上げ!これが射美の美味しさの秘密1ですね!
お米を見せていただきました!右が「揖斐の誉 AMS18」 60%精白のもので特別純米・吟撰に使われたタイプ。
左が今年から純米吟醸に使う50%精白「揖斐の誉 S7」。
何が違うかというとお米の掛け合わせは同じなんですが。兄弟であって微妙に性質が違うとか!
蔵にはご自分に言い聞かせるように「標語」が!精神性も射美の美味しさその2ですか♪
お米は大分入ってますが、まだ入りますよとのこと
松尾さま~いいお酒をこの蔵に! 槽(ふね)です。
今年から仕込室を拡充。ニュースペースです。
そして待望の新酒第一弾の「モロミ」を見せてもらいました♪
射美の美味しさその3
「モロミ」は1本ずつ仕込む。
普通は日仕舞とか半仕舞とか、何本も並行に仕込みますが、少量の「射美」は1本が留まるまで他の仕込をしません!
まさに1タンク入魂! ひとつひとつを丁寧に醸しているのです。
昨日留めた「モロミ」 綺麗に気泡が出ています♪ 今年も「吟撰(ぎんせん)」が新酒第一弾になります。クリスマス頃の予定です。
射美の美味しさの秘密その4
「吟撰」のに使用する醸造アルコールですが、なんと1年間冷蔵貯蔵して滑らかにしてから添加します!
それプラス今年はそれを瓶火入れしたそうで!! それが酒質にどう影響しますか(楽しみ)
そして今季の話を・・
実は何本かある「特別純米」はその度に製造方法を変えているそうで・・(薄々感じてましたが)
毎回「麹菌」を変えたり、追い水量を変えてみたりいろいろしてるそう。
今年も「タンク」ごとに目標があって!みせてもらいましたが興味深かったですよ!(ナイショ)
これが 射美の美味しさの秘密5ですね!
特に昨年「15(イチゴ)」と銘打ったロットは
添え仕込の段階で通常12度の仕込温度を18度にしたアナーキーな仕込、香りも酸もしっかり出した!
↑ ↑
これは本当印象的だったね~今年も同じ手法はやってみるそうですよ。
それと今年は「揖斐の誉」の可能性を探るということで、それを麹米にして掛米を他の酒造好適米で 。
それと逆パターンで「揖斐の誉」を掛米に使うという実験酒も企画中とか
あと、少量実験製造の「吟撰」の火入れものが素晴らしかった(特にウチの会で評判良かったので) これもあるらしい♪
それと↓
ラベルのリニューアル 上が「吟撰」のラベルに! 純米も青とか色違いでカラフルになるらしいですよ!
酒泉洞堀一
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