★OcciGabi(オチカビ)ワイナリー ツバイゲルトレーベ・ロゼ
750ml 2.000円(税別) 2.160円(税込) 商品番号)1374
ワイナリーのコメント
「2013年のツヴァイゲルトレーベは酸味が強く、糖度も18度程でしたが、2014年ものは酸味も抑えられ、糖度は20度以上ありました。この10年間程で最高の出来といえるでしょう。
本来ロゼワインというのは、あまり出来の良くない年の赤ワイン品種を、白ワインのように作る手法です。ですから一般に他社では生食用のキャンベル等で作り、三級ワインとして流通させています。
さて、まともに美味しいワイン用ぶどうである、2014年のツヴァイゲルトレーベでロゼを作ったらどうなるか。大いなる冒険心を持って作ってみました。」
元、新潟県 カーブドッチワイナリーの創設者で社長であった落希一郎さん。御年67歳。
まだまだ気持ちは若く、新たなチャンレジということで北海道余市に住居を移し、新たなワイナリーを立ち上げました。
それは「オチガビワイナリー Occi Gabi」。
ここ余市には元々、カーブドッチの畑があったようなんですが、それを基に現在どんどん苗木を植え、2019年には6万本!規模でフル操業の予定だとか!!(話がでかい)
イメージ的には新潟のカーブドッチワイナリーもそうですが・・ボルドーやナパにあるような本格ワイナリー。
全ワインを自社栽培の葡萄を使う
ワイナリー建築は本格的で半地下は醸造所
ワイン用の温度管理がしっかり出来て、酸化を防げる密閉タンクが並び、(世界基準の設備ということ)
スパークリングを造る設備、
そして一年中一定の温度を維持する貯蔵庫。北海道の地下セラーは冬の寒さ対策の部分が大きいとのこと。
(樽は全て、新樽、3年使用で全て捨ててしまう。それも世界基準なんだそうです。)
地上も建築美ある建物で、そのイメージを高めます。
そしてレストランが併設、簡単なコンサートも行えるようなホールまで!!
庭には越さんが手植えした花々が色とりどりに咲き、そしてて同じくワイナリースタッフで造った噴水、綺麗に管理された芝生がワイナリーらしさを出しています。
もちろんワイナリーの周囲は葡萄畑に囲まれていて、この日もスタッフが木の手入れに余念がありませんでした。
落さんに今の国産ワインの現状をいろいろ話していただきました。ハッキリとした物言いですが、色々示唆に富んだ話。興味深く伺いました。
今年、新たなワイン法が制定されて、ワインの裏面にはどこで収穫された葡萄なのかをハッキリ表示しなければならなくなったそうです。
実は今までの日本の表示は「自社基準」でよくて、とてもあいまいなもの。
そうであるために「〇〇ワイナリー」という地名が入ったワイナリーでも、全然違う地域から葡萄を取り寄せていて、いかにもそのワイナリーの周辺で採れたかのように取り繕ったり、
もっと悪質なものは輸入ワインをブレンドして出したりとか・・もちろん表示せず!
それで「今後、存亡の危機に直面するワイナリーが多いですよ」と落さん。
新潟のカーブドッチでも「ごまかしのないワインをつくりたった。」を標榜していて、もちろん全量自社生産。
そしてここ余市に新たに立ち上げた理由もそれに関連していて・・ここ余市は葡萄の生産力が圧倒的の地ということ。
今でも実は日本の25%に葡萄がここ余市で生産されていて、さらに土地の余裕もあり、地価もまだまだ安いとうことで実際に日本で大規模本格ワイナリーをするならココしかない!と思ってのこと。
何故、余市がそんなに適しているかというと、まず北海道なので温暖差があって、湿度も少なくて葡萄の病気の心配が少なく、 それで北海道の中でも雨が少なく、雪が降らない気候なんだそう。
そんな場所だから現在5ワイナリーがあって(中には小布施ワイナリーの弟さん貴彦さんのドメーヌ・タカヒコが著名)何と今年も幾つもワイナリーが立ち上がるそう!(隣にもワイナリーが建築中でそれは落さん設計のワイナリーとのこと。新たなチャンレンジの方々のサポート活動もしているそう)もあるそうです。
「将来的にはここ余市はボルドーやブルゴーニュ、ナパのような世界有数のワイナリーが立ち並ぶ地区になるのは間違いない!」とは落さんの言葉
最後はワインを試飲。 気候的にはやじゃり寒冷系の葡萄が多い。ドイツ・オーストリアの葡萄が並ぶ。
しかし今後はカベルネ系(5種類も!)とかメルローなども栽培を開始しているとこが、近々ラインナップに上がってきそう。
ドルウフェルダー、ピノノワール。それぞれ圧巻の出来でした!
酒泉洞堀一
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