750ml 1.667円(税別) 1.800円(8%税込) 商品番号)929
昔ながらの酸味効いたリンゴ「紅玉(こうぎょく)」。
果物や野菜は昔に比べて、品種改良され甘味や食べさすさを求めたものになってきますが・・
「リンゴ」も同じことが言えます。
この紅玉は昔ながらのリンゴで甘味より酸味・香りが効いたものだということ。
近年は生産量が減っているようで、長野県産は希少!
そのリンゴで醸すシードル(リンゴのスパークリング酒)は本場(イギリス・ブルターニュ)の雰囲気がする~。
香り高く、程よい甘味 酸味たっぷり。
辛口!大人・オトナなシードル・りんごのスパークリング
アルコール度数 8度
長野県東御市 はすみファーム
「はすみふぉーむ」に行って来ました!!詳しくはこちらより
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名古屋の飲食店さんの紹介で知り合った国産ワイナリー「はすみふぁーむ」さんへ行ってきました。
実は「澤の花」のある同じ、長野県の上田、佐久地区にあり。その蔵訪問の前にこちらを訪問しました。
時は3月下旬。季節外れの暖かさで20度ほどの気温の日。
場所は長野県東御市、 佐久駅から車を借りて30分ほど、上信越自動車道インター2つほど走って東御インターで降りて5分ほど、ぐいぐい山を登っていく途中にありました。
可愛らしい、三角屋根の建物。素敵なワインが出来そうな感じ♪
ワイナリー主の「蓮見さん」にご説明していただきました。
「蓮見さん」は面白い経歴で・・実は名古屋のご出身!ご実家は今でも名古屋にあるとか。
大学でアメリカに留学。そこで当時、野茂がドジャースに入りその通訳を募集があり、それに応募したところ見事その職に!
そのドジャースがカリフォルニアにあり、野球関係者とワインを飲むうちにカリフォルニアワインにハマり、今度はワイナリーに就職。
帰国後、栃木の「ココフォーム」に入り、そこで現「ドメーヌ・タカヒコ」の曽我貴彦さんに醸造方法を学んだそうです。
そして当時の長野県田中知事の推奨したワイン特区事業に応募、ここ長野県東御市で新規ワイナリー「はすみふぉーむ」を立ち上げました。
ワイナリーの設立から10年、2009年にはじめてのビンテージワインを出荷。 自社醸造を開始したのは2011年から。
最初は日本で一番小さい醸造所だったとか・・
ああ~それから、現役の東御市市会議員さんでもあり、あちこちに飛び回っています。パワフルだ~!
ここは千曲川が一番低いところを流れる。
この流域は現在「千曲ワインバレー」と呼ばれ、ここ10年で5軒の新規ワイナリーが立ち上がったり、大手ワインメーカーの葡萄畑も数多く造られるなど、国産ワイン産地の注目の地区です。
特にここ「はすみふぉーむ」の場所は南斜面で千曲川から風が常に吹き上がって上昇気流となり、乾燥して、腐りにくく、病気になりにくい、葡萄栽培にはもってこいの場所。
また標高も高く、葡萄の酸度が上がりやすい。
また昼夜の温度差も 昼間35度の真夏の夜も!気温は15度、差はなんと20度!葡萄の糖度も上がりやすい。
また中央、南、北アルプス に囲まれ雨雲が入ってこないということで、
晴天率も日本で一番高くそうです。年間雨量は800mm 東京のおよそ半分ということでこれも葡萄の糖度が上がる要素となっている。
糖度や酸度が上がる要素に本当に恵まれた環境。葡萄栽培のためにあるような土地。
この畑の対岸には「霧が峰」ビーナスライン。その山を越えると諏訪です。
またその土地は太古に浅間山の噴火で出来た地盤だそうで、大小の石が混ざる礫層。
葡萄の根がしっかりあり土地の要素をしっかり吸収。これもいいワインを生み出す要素です。
「はすみふぉーむ」の自社畑はこの地区に7箇所点在する。こちらは最初の畑、10年の樹齢。
しっかりした味わいを産む葡萄が収穫されます。「ピノノワール」「メルロー」「シャルドネ」などをこちらでは栽培。
なんといってもこの地区の評価が高いのが「ピノノワール」
日本の風土では糖度があがらず、しっかりした色つき・ボディのものに仕上がらないが、この地区はブルゴーニュの銘醸地には及ばないものの、らしさがあるような色付き、ボディ感に仕上がる。
香りもよく、ピノノワールらしい官能的な味わいも感じられる。
他にピノノワールが優れていると近年評価があるのが、長野県高山地区と北海道だそうだ。
通常、4月に目を覚ますようにワイ
ンの樹は芽を出すが、3月末で20度の気温!
「もう芽が出そう、そうすると必ず遅霜があって芽がやられるのが心配」と蓮見さん。
葡萄栽培は農業!自然との闘い。
こちらは長野県では珍しい「甲州」の自社畑。 山梨の甲州は糖度が上がらず、それを補う必要があるそうなのですが、こちらでは、しっかり糖度も上がり、自然な酸で醸造できる。
そんな味わいのワインは現在600本と少量ということもあって、あっという間に売り切れるそうです。
今年、甲州は栽培地を3倍に広げ、3年後以降には生産量を増やす予定とか。
ワイナリー裏手にある醸造所を見学。
これは葡萄を破砕する機械。小ロット用のものです。
メルロー、ピノノワールなどは樽貯蔵、シャルドネは樽発酵。
出荷に向けて今年醸造のワインが貯蔵熟成されていました。
ワイナリーにはティスティング・ルームもあって有料でワインを飲むことが出来ます。
地元の造った生産者の顔もしっているという「ふじリンゴ」を使ったシードルもあります。(当店在庫有り)
リンゴの自然な甘みが出た素晴らしい発泡酒。素直に美味しい~。
ワイナリーを立ち上げた経験を本にもされています。多才だ~♪
自社と顔見知りの農家さんが造る東御市の「ナイアガラ」で出来た辛口白ワイン。1年熟成。
フルーティーさと、しっかり酸があるのが特徴です。
同じくこちらはコンコード無濾過は昨年産のブドウのもの。少し発酵ガスがあって美味しい♪飲みやすい