「白老」を醸す澤田酒造は愛知県知多半島 「常滑市」にある。
「常滑焼」の産地として名前の通っている土地。最近は「中部国際空港」のある場所というほうが通りがいいかも!
さらにINAX 、ミツカン酢、カゴメはこの知多半島地区発祥の企業!産業が盛んなお土地柄。
蔵は町の中心部から車で15分くらい海沿いの旧道沿いにある。
海沿いにあるには意味があって江戸後期~明治初めには江戸向けの、酒、味噌、醤油の一大産地だったという歴史がある。直接、船が蔵に着いて積み込んだのだ!
蔵は数年前から、伝統産業らしく代替わりし!後継者 澤田薫さんとその夫君であり英敏さんに変わり、未来予想図を書ける蔵になった!
伝統を守るだけではなく、革新性を併せ持つよいになったのだ。
水は2km離れたところの湧き水を引っ張っきている。柔らかだけど、いつの間にか収まる、素晴らしい水!
洗米は高品質酒、製造蔵の共通設備、「ウッドソン」を使っています。
その効果は抜群で水に浸けても全く濁らない! これでクリアな酒が産まれる。
全国的にも珍しい「木製甑」 動かす時はこのようにテコの原理で木を並べて転がすように動かす。これが一番効率的とか。もちろん蒸した米は手で掘り起こします。
麹作りは全て「麹蓋」で! 今迄、先人が積み上げてきた技術には意味がある!との思いから、こだわって技術を追求している。
酒母「七号酵母」だそうだ。
明日仕込の「麹」がさらしてあった。
未来を見つめる目(多分)
搾り機「ヤブタ」。来年初めに地元の高品質搾り機に、更新する予定。
左が蔵後継者の「澤田薫」さん。右がその夫君の「英敏」さん。英敏さんが製造や営業で薫さんをフォローする体制。
今年の一番の課題は「火入れ」ということで、いかにいいタイミングで素早く火入れをするか!その話をした。
これは何かというと「直汲み」はこうやって槽口から直接パイプを火入て詰めるんですよ~という実演(少し照れ気味ですね)
白老の中心銘柄はこの「若水純米酒」。
同じ常滑市内の蔵から車で5分程度の田で、全量栽培。
蔵と同じ水系で全量栽培するドメーヌ的栽培酒。
THE愛知・知多の酒なんです♪
酒泉洞堀一
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