9月15日 滋賀県の高島市 萩乃露(はぎのつゆ)
「呑み切り」に行ってきました!
「呑み切り」とは貯蔵されているお酒を一同に並べて、貯蔵具合・熟成具合を確認する作業。
秋の行われ、そのときには蔵元さんや杜氏さん、そして酒造研究所の先生が立会いして確認します。
この日は午前中にその確認作業を行ったということで、午後から私たち酒屋が数軒招待され利き酒をいたしました。
これを見てください。普通酒、本醸造、純米酒、吟醸酒、大吟醸 ざっと80種。
中には14BYなどの貴重なお酒も。
萩乃露 地元販売の上撰、佳撰です。レトロな感覚のラベルです。
今回一番興味深かったのは 純米吟醸渡船(わたりぶね)18・19・20BY火入れの垂直テイスティング!
年を経るごとに旨みが増していきます。こんなに熟成で伸びるお酒を飲み・体験するのは初めての経験。
渡船の可能性にビックリしました!
18BYの渡船、すごいオリが出ています。ワインのようですね。このオリを取り除くと旨みが少なくなってしまうだそう。
福井蔵元がスポイトを手に作業中、こうやって試験的に量を測って本醸造+吟醸酒などブレンドを試し中、
この蔵の「ひやおろし」 「純米吟醸 翠」などはこうやって実験を重ねブレンドで味を決めたお酒です。
「呑み切り」終了後、車で蔵から20分のところにある、高島市里地区に
山間の美しい風景に並ぶ棚田は本当に「田舎」、美しい日本の原風景。
ご他聞にもれず高齢化し維持が難しくなった棚田を守るため、ここで栽培されているコシヒカリを使い醸すのが「純米吟醸 里山(さとやま)」
10月に秋上がり原酒が入荷します。 この空気感が感じられる素晴らしい旨口酒ですよ!
萩乃露(はぎのつゆ)紹介ページ
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