7月15日(月・祝) 飲食店様向け日本酒セミナー「貴・而今 二人会」(弊社取扱い開始順)を開催しました! その報告です。
講師はもちろん!
山口県 永山本家酒造 「貴」 永山貴博さん。三重県 木屋正酒造、 「而今」大西唯克(ただよし)さん
「貴」と「而今」今の日本酒人気を引っ張る牽引役ともいえる人気蔵元ですが、
実はどちらも昭和50年生まれの同級生。そして、蔵元兼杜氏、製造責任者も兼ねる「造る蔵元」。
そんな共通項もあり、仲の良い蔵元同志です。
会の開始前のお二人、何を話そうか思案中。
左が当店用意のレジメ、右は而今・大西さん用意のレジメ
セミナーは2部構成。
1部は「蔵の想い」 持ち時間25分で、貴→而今の順で話をしていただきました。
「貴」 永山貴さんの話からスタート♪
【貴は日本酒とワインがリンクしていると考えています。】
日本酒は「米」が1番のテーマ。2番は「水」それで大部分出来ている
「水にテロワールがある」
貴の蔵は川の中流にある。
上流には鍾乳洞で有名な秋吉台があり、それは石灰土壌。厚東川にのってカルシウム系ミネラルが運ばれてくる。
それが「貴」に骨格、力強さ、ミネラル感を与えている。
それはフランスの白ワイン「シャブリ」にニュアンスが似ており、
まさに神から与えられた土地で酒造りが出来ている。
他にそのような水のテロワールが顕著に感じられるのは
甘くて軽い「富士山水系」 力強くて濃い「琵琶湖水系」がある。
【味わいがある酒でマリアージュがテーマ】
フランスのワイン評論家の「ロバート・パーカー」がワインの評価を100点法で始めた。
その評価は 濃くて・華やか・度数が高い ものが点数が高い。
同じ頃に日本酒の世界でも濃くて・華やか・度数が高い 「無濾過生原酒」がもてはやされた。
そのアンチテーゼが出てきて、それは主にフランスで、自然に飲める「自然派」運動が。それと同じようなもので日本酒の世界では「軽やか」な食中酒が台等した。
だけどこれは味わいのあるお酒で食とのマリアージュが出来る、それが日本酒の高いテーマ。
そういうものでなければ日本酒は尻すぼみになってしまう。
私も今はそれを探求している。
・・で25分あっという間・・「貴のことはほとんど話しをしなかった」と笑いをとりながら貴さんらしく終了。
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酒泉洞堀一
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