ゆっくりした時間でした。人気銘柄「而今」の蔵元として苦悩なども包み隠さず聞かせていただき。「大西唯克」さん個人をさらに好きになった素敵な時間でした。
印象に残っている言葉は・・。
「日本酒を持っている素晴らしさ。香り・甘味・旨味をきちんと表現したい」
「あくまで造り手としてお酒を造るのに専念したい、売るのは酒屋さん、食事との相性はそのプロである飲食店さんにおまかせいたい。」
「数年後を考えて、今はじっくり市場の意見に耳を傾けたい。」
「造りは神経を張りつめて造っている。本当にヘトヘトになっている。」
蔵の座敷に掛かる「而今」の由来の掛け軸。
蔵の中ではちょうど6月末予定の「特別純米 九号酵母火入れ」の出荷準備真っ最中!今回は麹米 雄町 掛米五百万石です。
火入れ酒をずらりと並べていただき試飲しました。「特別純米」は麹 雄町の「フワッ」とした甘味がちゃんとありました。
同行した飲食店様の話に耳を傾ける大西蔵元。